第2候 黄鶯睍睆(うぐいすなく)

2月9日〜13日頃の5日間は、七十二候の第2候に当たる黄鶯睍睆(うぐいすなく)の季節です。立春の中候にあたります。

「梅にウグイス」は本当?

「梅に鴬」は、我々がよく目にするモチーフです。でも実際は、梅に止まって花の蜜を吸っているのはめじろ。

うぐいすは警戒心が強く、あまり人前に姿を見せる習性はないようです。基本は藪の中に生息し、主食は花の蜜ではなく虫です。毛色も枝に紛れるくらいの落ち着いた色で、めじろの方がずっと鮮やかな毛色をしています。

凍てつく空気をほどく声

七十二候の「うぐいすなく」の季節は、2月中旬。まだまだ寒い時期。

そんな中、遠くに「ほーほけきょ」が聴こえると、何だか体のこわばりが解けるような気持ちになります。

他の鳥たちより早くさえずり始めることから、春告鳥(はるつげどり)とも呼ばれるうぐいすを、様々な角度から、図案にできればと思います。

黄鶯睍睆をモチーフにした模様・図案

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