こちらは2015年父母と行った南ドイツ・チェコ旅の記録です。
チェコは雑貨の都といってもいいくらい、センスがよくて魅力的な雑貨がたくさんあると思います。
ドイツチェコ旅は『両親と行く海外個人旅行』がテーマだったので、自分のおみやげに全く重点を置いていなかったけれど、それでも「あぁ~もっとあの時、買っておけばよかったぁ・・」というものもいくらかあります。
このテーマでテレビ番組の「しくじり先生」に出たいくらいです。
たとえば、これ。これはチェコ共和国の、正確にはチェコスロバキア時代の古切手です。
わたしはどんな国を旅していても、とにかく文房具屋さんに目がなくて、見つけたらとりあえず入り、スケッチブックやらペンやら色鉛筆やら、細々としたものを眺めたり買ったりする時間が好きです。ラブであります。
この古切手は、父のリクエストで行ったチェスキークルムロフ(人生2回目)の文房具屋さんで見っけたのです。
チェコは物価も安いし、一見何気ない文具屋でも掘ればけっこうおもしろいものが眠っていたりする。ここでは3色混じった色鉛筆を2本買って、にこにこしていたら、店主のおじいちゃんが「ちょ、貴女これ見てよ~すごくない?古切手かわいくない?」って感じで出してきたのであります。
これがまた、すんごくかわいらしいおじいちゃん。
わたしはおじいさんの思惑どおり、「うわぁ~絵柄がステキ!かわいい!」となって、あれこれと眺め回して、結局1セットだけ買いました。
けれど30コルナって、大体150円くらい。後でプラハでもっと見つかるだろうと希望的観測を持っていたのだけれど、そのあとはとんと見つからなかった。。(たぶんどこかにあったんだろうけど出会えず・・)
150円くらいなら、何でもっと買わなかったんだ~買い占めても良かったくらいだ~!!
おじいちゃん。もっとおじいちゃんから買えばよかったよ。そしたらおじいちゃんも、うまいチェコビールを気兼ねなく飲めたよね。
と、何というか想像力豊かに凹んだりしました。
それでは最後に一句。
惚れたなら 買わねばならぬ 明日はない
(幸田 雨のチェスキークルムロフ 濡れ雲の俳句)