こちらは2015年に父母といった南ドイツとチェコの旅記録。
日本で知り合った佐藤ダニエル夫妻は、現在南ドイツ在住。
彼らはケルンに行ったら、絶対に「Paffgen」というお店に行くとのこと。このお店は横が醸造所で、最高品質のケルシュが、しこたま飲めるんですって。駅から1km以上あるし、地元の人がほとんどなんですって。
わたしはこの旅で、ケルンを一番楽しみにしていた。ケルン大聖堂を見てみたかったから。そして、大聖堂は本当にわぁってなった。駅に降りた瞬間からあまりの高さに見上げっぱなしになった。首がつったけれど、今見ないと絶対だめな気がして、構わず見た。
できれば、もう一度来て、ずっと見あげてみたい。サグラダファミリアより、私はこちらが好きなようだ。
で、そのあと父母と道を聞きながら「Paffgen」まで行った。ドイツの人は本当に親切だった。わたしが道を聞いてる間に、その青年の渡りたかった道が赤信号で止まれになっちゃって、「ごーめーんー!」って言ったけれど「ALL RIGHT!!!」とか言ってにたぁって笑ってくれた。親切だった。
で、そうそう「Paffgen」。タクシーの運ちゃんは、「チョー近いぜー、右曲がって、左曲がってちょいのちょいだぜ!」ってにたぁと笑っていってたけれど、わりと迷った。
無事ついたよ。
これがダニエルオススメのお料理。もうめっちゃ美味しかった!
ケルシュは0.2Lの小さなグラスで出てくる。甘みがあって、こんなおいしいビール、本当初めて!って思った。3杯目までは早かった。けれどなぜか早めに酔いがやってきた。
横でわたしよりも調子よく呑んでいたのは父だった。気が付くとわたしの倍飲んでいたようだ。その甲斐あって、治したはず(本人談)の痛風まがいにょきっと顔を出したらしい。
足のかかとの激痛が、その後の彼を襲ったらしく、歩くペースがちょっとずつ減速する父・・w
その日から、ドイツと言えども、ビールの都と言えども、父のビール摂取量は一日500mlまで、と決めた娘であった。